飛騨高山と越前大野・勝山の巨樹を訪ねる旅 その4
2008年6月6日(金)〜8日(日)
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平泉寺の杉林。ここの杉林のことを地元では菩提林と読んでいるそうです。室町時代にはとても栄えたそうですが,一向一揆で全残焼かれてしまい,ぐっと小さくなってしまったそうです。
ここは副田さんがとてもお詳しいので,たくさん歴史の話を伺いました。
ここの参道は奥深しい印象があり、日本の道100選にも選ばれているそうです。本殿の木彫がすごく手が込んでいて,魅了されてしまいました。
大野市ではわずかな時間だったのですが、朝市を楽しみました。飛騨高山でも朝市には行ったのですが,高山の朝市がちょっと観光よりなのに対して、大野の朝市は地元の人のためにやっているような、のんびりとした風情があります。朝のみそ汁の菜っ葉を買いにくるようなそんな感じです。ちょっと、かわったズッキーニを発見。ヒゲ爺は早速購入していました。
ここは水がいいせいか,まちのとろろどころでこうした,わき水を飲むところがありました。中々,甘露な水でしたよ。
西光寺の大杉。といってもお寺にあるわけではありません。西光寺は集落の名前。大杉は白山神社にあります。中々,見事な枝振りで,撮影する気にさせられます。幹周り9m。樹高35m。推定樹齢500年だそうです。
岩屋の大杉。幹は5本ですが昔は12本あったそうです。なんか力こぶをつくってたっているような木です。下には小さな祠がありました。
雄島のヤブニッケイ林。橋でつながっている小さな島です。ヤブニッケイ、タブの木,シタジイなど照葉樹林に覆われていて,その植生は縄文時代のまま残されているそうです。
右に黒っぽいのがヤブニッケイです。女子校生がストッキングをはいているようなやつと覚えるとすぐ覚えられるようです。左側のきはスタジイです。
ヨウシュヤマゴボウの花です。ルーペで拡大して撮影しています。キレイですね。
キジカクシの花です。これも本当に小さな花です。
空港で飛行機を待つ間,最後はやはりビールだ乾杯。とても愉しい旅でした。