こういう昆虫を利用して花粉を雌しべに運ばせる花を
虫媒花といいます。
カツラの場合は昆虫を利用せず、風まかせで花粉を
雌しべに運ばせるので花びらが必要ないのでしょう。
風まかせて花粉を飛ばす花を風媒花といいます。
針葉樹やハンノキ、ヤナギ類なども風媒花です。
風媒花はほとんどのものが花が地味です。
下の二枚目の写真は埼玉の公園で撮影したカツラの雌花です。
花が終わったあと葉が展開します。
余談ですが、ツバキはメジロなどの鳥に花粉を運んでもらうので
鳥媒花といいます。
バオバブは、コウモリに花粉を運んでもらうのでコウモリ媒花ということになるのでしょう。
染野
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